コレラと同じ分類のはやり目とは?原因や症状、恐るべき感染力と潜伏期間は?

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つい最近、我が家の子供一人がはやり目にかかり、家庭内で次々と感染し驚異の感染力を痛感しました。そこで、名前を聞いた位しかない、はやり目の原因や症状について調べてみました。

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はやり目(ウィルス性急性結膜炎)ってどんな病気?

はやり目はウイルス性急性結膜炎の一種で流行性角結膜炎と言います。アデノウイルスの感染によって起こる結膜炎です。感染力が強く、目に触れた指やタオルを他人が使用するとか高確率で感染します。

感染すると、目が充血したり目やにが多く出たりします。重症化すると角膜(黒目)に傷がついたり、瞼の裏が炎症を起こす場合があります。

急性結膜炎には種類がありますが、短期間に集団的に発生する急性結膜炎が所謂、「はやり目」と言われています。

はやり目はどの位で治るの?

はやり目は、発症から約1週間あたりが症状のピークです。その後、徐々に症状が治まり治癒して行きます。しかし、はやり目が重症化してしまった場合は、黒目に白い濁りが現れてしまい、濁りが消えるまでに数ヶ月間かかる場合があります。

目に違和感を感じ、一般の点眼薬が効かなかったり、周りにはやり目の患者がいる場合は、すぐに眼科にかかる事が重要です。

結膜って何?

結膜は、黒目(角膜)のふちから瞼の裏側を覆っている粘膜です。白目の表面は眼球結膜、まぶたの裏側は眼瞼結膜と言われています。結膜は眼球と瞼をつなぎ合わせて動かす役割を持っています。

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急性結膜炎ってどんな症状がでるの?

結膜炎になると、結膜が赤く充血したり、まぶたの裏側にぶつぶつが出来る為、目やにや涙が増えます。

また、かゆみやゴロゴロ、まぶしい感じなどが表れます。

重症化すると出血したり、まぶたや耳の前のリンパ腺が晴れたりします。場合によっては発熱したり、目がブヨブヨする結膜浮腫を引き起こします。

おもな症状

  • 白目が赤くなる
  • 目やにや涙が増える
  • 瞼が腫れる
  • 発熱する

急性結膜炎の原因は?

急性結膜炎は細菌・ウイルス・カビ・ほこり・摩擦等の物理的刺激・酸等の化学的刺激・花粉等のアレルギー反応によって炎症が起こります。

ウィルス性急性結膜炎の種類と症状、潜伏期間

ウィルス性急性結膜炎にはいくつか種類があるので、その種類と症状を紹介します。

■はやり目(流行性角結膜炎)

症状:まぶたの裏側のブツブツや充血、まぶたの腫れ、かゆみ、目やにや涙が増える等の症状があります。

潜伏期間:7日~14日

潜伏期間が長い為、家庭内では時間差で発症する事があり厄介です。

■プール熱(咽頭結膜炎)

症状:結膜にブツブツが出来、咽頭炎による発熱があります。

潜伏期間:5日~7日

■急性出血性結膜炎

症状:眼球結膜に突然出血が起き、ゴロゴロ感、充血、まぶしさ等が現れ、結膜にブツブツが発生します。

潜伏期間:1日~2日

ウィルス性急性結膜炎の治療法

特有の治療法はなく、有効な目薬もありません。ウィルスに対する抵抗力をつける為、休養をとり体力を消耗しない事が必要です。

他の感染を防ぐために、抗菌目薬や炎症を抑える為、ステロイドの入った目薬が処方される事が多いです。

後遺症と合併症

炎症が収まってきた頃に、黒目(角膜)に小さな点状の濁りが出てくることがあります。この時に治療を止めてしまうと視力が落ちる事がある為、

お医者さんから良いと言われるまでは、治療を続けましょう。間違っても自分で直ったと判断しないように気を付けましょう。

はやり目になると登校禁止なの?

はやり目は、学校保健安全法で第三種の感染症に指定されています。第三種の感染症にかかると、「病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めるまで出席停止とする」とされています。

はやり目と同じ第三種に分類される感染症を書き出してみました。なんだか、強烈な名前の病名が並んでいます。その位、強力な感染力を持つのがはやり目です。舐めてはいけませんね。

第三種の感染症

  • コレラ
  • 細菌性赤痢
  • 腸管出血性大腸菌感染症
  • 腸チフス
  • パラチフス
  • 流行性角結膜炎
  • 急性出血性結膜炎

参考に他の種類の感染症も書いておきます。

第一種の感染症

  • エボラ出血熱
  • クリミア・コンゴ出血熱
  • 痘そう
  • 南米出血熱
  • ペスト
  • マールブルグ病
  • ラッサ熱
  • 急性灰白髄炎

第二種の感染症

  • インフルエンザ( 鳥インフルエンザ(H 五N 一) を除く。)
  • 百日咳せき
  • 麻しん
  • 流行性耳下腺炎
  • 風しん
  • 水痘
  • 咽頭結膜熱
  • 結核及び髄膜炎菌性髄膜炎

第一種の感染症にかかつた者については、治癒するまで。

第二種の感染症にかかつた者については、病気応じて停止期間が定められています。

予防法や注意点

  • 目が充血していたり、目やにが出る場合はプールには入らない
  • 水中ゴーグルを使用する
  • 泳いだ後、目が充血していも少し様子を見る
  • 石鹸や流水で良く手を洗う
  • 体力をつける
  • 疾患した場合、医師の許可があるまで、学校や幼稚園、保育園を休む
  • 人込みにはでかけない
  • 家族に患者がいる場合、タオルや洗面用具は分ける

まとめ

家族にはやり目患者が出たことから、はやり目について調べ見ました。感染力が強い事や、有効な治療法がない事には驚きでした。また、通学している場合は医師の許可があるまで、通学停止となる学校が多いようなので、共働きの家庭では深刻な問題になる場合があるので注意が必要ですね。

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