1990年代の日本において記録的な長寿で話題となった双子姉妹、きんさん・ぎんさん。
日本で知らない人はいないというほど有名な長寿双子姉妹でしたが、彼女たちの子供についても注目が集まっています。
今回は、そんなきんさん・ぎんさんの子供の現在や年齢、家族構成などについてご紹介したいと思います!
きんさん・ぎんさんとは?
◆きんさんのプロフィール
名前:成田きん(なりたきん)
双子の姉
血液型:O型
好物:赤身魚
1892年(明治25年)8月1日 – 2000年(平成12年)1月23日
2000年(平成12年)1月23日午前6時55分に満107歳で死去
死因は心不全
ぎんさんのプロフィール
名前:蟹江ぎん(かにえぎん)
双子の妹
血液型:O型
好物:白身魚、フライドチキン
1892年(明治25年)8月1日 – 2001年(平成13年)2月28日)
2001年(平成13年)2月28日午前1時50分に満108歳で死去
死因は老衰
ぎんさんの訃報を『中京テレビニュースプラス1』で伝える際には、「3世紀を生きた」と表記していたそうです。
これは、300年生きたという意味ではなく“19世紀から21世紀の3つの世紀を生きた”という意味のようで、 元号では「明治、大正、昭和、平成」の4つの元号を生きた女性として知られています。
100歳を過ぎても元気な姿を見せ続けていたきんさん・ぎんさんは、まさに「理想の老後像」と言われていました。
二人は一般人でありながらも、1990年代の日本においては国民的な人気を誇っていましたよね。
当時の日本国内のマスメディアからも注目が集まっており、彼女たちは毎年のように取り上げられていました。
元気でハツラツとした彼女たちは、長寿を全うした時点で二人とも名古屋市南区に居住していたようです。
1991年(平成3年)に数え年百歳を迎えたことで、当時の愛知県知事、名古屋市長から二人揃って長寿の祝いを受けたことが新聞に紹介されたこともあったそう。
そしてその後ダスキンのテレビCMに起用され、あの有名なフレーズ「きんは100歳100歳、ぎんも100歳100歳。ダスキン呼ぶなら100番100番(ダスキンの問い合わせ電話番号が「100番100番」であったことから)」。で、全国的に有名に。
可愛らしい長寿の双子のお婆さんとして、長きにわたり日本で親しまれました。
また、1992年(平成4年)2月に『きんちゃんとぎんちゃん』でCDデビューを果たしているきんさん・ぎんさんは、当時の日本での最高齢レコードデビュー記録を大幅に更新したことでも話題に。
オリコン史上最高齢でのチャートイン記録となりました。
1992年9月15日の敬老の日にNHKが放送したドキュメンタリー番組『きんさんぎんさん 100歳の時間(とき)』では名古屋地区で31.0%の視聴率を記録。
1992年12月(100歳)、1998年12月(106歳)のときには、テレビ朝日『徹子の部屋』にゲスト出演しています。
1995年(平成7年)には「金銀婆婆」と呼ばれ人気を得ていた台湾へ招かれ、103歳で初めての海外旅行をしたそうです。
日本からだけでなく、海外からも愛されていた可愛らしいお婆ちゃんたちでしたね。