夏休みの宿題や自由研究は進んでいますか?宿題の大目玉はなんといっても「自由研究」でしょう。
親も子供も頭を悩ませるのがこの自由研究なのではないでしょうか。。
ただ、自由研究も余裕をもってやっておけばそんなに難しく無い宿題です。
余裕が無いから困ってるんだよ!と言う声も聞こえてきそうですが、今回は、小学6年生の男の子におすすめしたい自由研究のテーマを5つご紹介致します。
小学6年生の男の子におすすめしたい自由研究のテーマ5選!
火星大接近
2018年は15年ぶりに地球へ火星が大接近しています。
一番のピークは7/31(火)で、すでに過ぎてしまいました。
しかし、まだ9月までは明るく見えるため、これからが観察しやすくなっています。
次回の大接近を見ることができるのは17年後の「2035年」となっています。
毎回15年毎と言うわけではないので、この周期を題材に自由研究をしてみても面白いでしょう!
おすすめの構成
- 大接近の周期が変わる理由。
- 火星がどんな惑星か(特徴)
- 地球との位置、他の惑星との位置をレポートにまとめて、星空の写真と共に位置関係を調査する(継続して何日間か行う)
- 位置関係はアプリを使って印刷するか写経するかすると良いでしょう。
- 火星探査機ハヤブサの話題を入れる
- 最後には継続して観測した時の苦労や色、見た目の印象等を交えて感想を書く
ポイントは継続してまとめると言う事です。
継続する事により、比較が出来るようになる為、最後の感想のネタには困りません。
他にも宇宙ネタは沢山あるので組み合わせる尚GOOD
世界文化遺産を調査
2018年6月30日に日本に新たな世界文化遺産が増えました。
まだ、真新しいネタなので鮮度抜群なのでお勧めです。
長崎県と熊本県にまたがる「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」です。
長崎県って変な形をしていて、地図をみても、どこまでが長崎県なのか、長崎県外の小学生の皆さんは特によくわからないと思いますので、その辺を切り口に自由研究に展開して行くと面白いと思います。
現地に旅行に行ければ最高ですが、行けなくてもOKです。
おすすめの構成
- 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産は広範囲にわたる為、白地図の長崎県と熊本県の一部を拡大して、世界文化遺産に指定された場所をそれぞれ記載する。
- その場所に纏わるストーリーを白地図に記載する。
- そこでどんな事が行われたか、どんな意味があるのか?
- 現状はどうなっているのか?歴史的な行事はあるのか?等
ポイントは模造紙等で大きな白地図を手書きで書くと言う事です。
大きさだけでも圧倒出来ますし、手書きによって研究感がグッっと増します。
何か本を参考にして注釈を入れた場合は、参考文献等のきちんと入れておくとより研究感が演出されます。
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産を題材にするのであれば、島もあるのでネタには困らないでしょう。
世界遺産で無くても、行ってみたい所を見つけて、詳しく調べてもOKですが地図を入れるとより理解が深まり、見栄えも良くなります。
調べた事を書き込んで、最後に旅行プランを立てても面白いですね。
来年はこのプランに基づいて調査して来ます!的な感じで締めてもGood!
参考WEBサイト
旅行記
以前からある自由研究の定番です。
どこかへ数泊でキャンプにいったり、おじいちゃん、おばあちゃんの家に行ったりと、違った土地へ出かける予定があれば、遊びと一緒に自由研究もくっつけてしまいましょう。
おすすめの構成
- 旅行に行った感想、体験談を正確に伝える
- 旅行先の歴史や文化を交える
体験談のポイント
- いつ
- 誰が
- どこへ
- どうやって
- 何をしたのか
を、記録の中に入れる事。
これによって、体験価値があがり見る人に臨場感が伝わります。
旅行記のポイントは、相手に伝える事。
写真を色々撮ったりして、自分の話の進行に上手に調和させるのがポイントです。
例えば、車でキャンプに行った場合の写真の場合
- 出発時の家の前、途中のサービスエリア、キャンプ場のテント、遊んだ様子、帰宅時の顔(寝ていたのか、疲れた顔になっていたのか・・・)
- 毎日、メモでいいので、様子を書きとめていると、あとでまとめる時に時間がかかりません。
- 行った先の県や市町村のことも調べて付け加えましょう。
例えば、自然(国立公園や保護鳥獣がいるか)、産業(伝統工芸など)、環境問題や特産品や歴史などを盛り込むといいです。
その時、広く浅く行くか、狭く深く行くかは大人の意見を参考にしましょう!
自由研究は質も大切ですが、量でごまかすって言うのも一つの手です。
海外旅行記
海外に行かれる方は、是非その国の事をよく調べてみましょう!海外旅行ってだけで差別化できます。
おすすめの構成
- 旅行に行く国を調べる
- まとめる
これだけでOKです。海外の場合、知らない事が多い為、ヘェー感が増すので意外に楽です。
どんな事調べればいいの?って事ですが、2018年はサッカーワールドカップが6月に開催され、日本が1次リーグを突破して、かなり盛り上がったので、その辺を軸に考えてみる事にします。
ワールドカップ出場国だった場合、その国の対戦国や人気の選手、日本人の選手が所属しているチーム等をデータをもとにレポートしても面白いです。
他には、
- 日本からどのくらい離れているのか?
- 主要な言語は何か?
- 人口は、日本と比較して多いのか、少ないのか?
- 首都や有名な観光地はどこか?
自分の好きな点を深く掘り下げていくと、いいでしょう。
また、自分の未来旅行記として作成してもよいと思います。
その場合、
- なぜ行きたいのか?
- 言語、食料、日本との貿易についてはどうなのか?
- どのくらい費用がかかるのか?
等、色々な観点から調べてまとめて行くと面白い研究が出来上がります。
*参考文献:朝日ジュニア学習年鑑 2018 朝日新聞出版 生活・文化事業部 編 朝日新聞出版 発行
国会議事堂を見学
夏休みに東京に遊びに行く方々も多いと思います。
ディズニーランドに行ったり、原宿を歩いたりと人混み体験をする人も大勢いるのではないでしょうか。
それを旅行記にしても良いのですが、更に一味加える為に、国会議事堂の見学はどうでしょうか?
何故、国会議事堂か?って思うかもしれませんが、建造物として建物も遠くからみても圧巻でし、迫力があります。
そして、今年は改元もありますし自分たちの国の方針が何処で決まるのかって言うのを知っておくのも大切です。
それに、国会って結構、いろいろな施設が付帯していて見所満載です。
しかも、予約不要、当日申し込みで問題なく、見学費も無料で大変おすすめです。
夏休み期間中は本会議が開催されないので、期間中は無休となり追い込みやっつけでの自由研究には最適な場所かもしれません。
冷房がきいている中で、ちょっとTVで見かける議員さんたちがいる場所に入ってみませんか?
国会見学の注意
- 月~金(祝日は除く)の8:00~17:00(受付は16:00まで)
- 土、日、祝日は9:30、10:30、11:30、13:00、14:00、15:00の6回。(土日祝の受付場所が平日と違うので注意しましょう。)
- 担当の方からコースに沿って案内して頂けます。
- 写真のとれる箇所は決まっています。
おすすめの構成
- 国会議事堂の歴史
- 建設年度
- 建設費、設計者等
- 国会の仕組み
- 衆議院と参議院の違い(場所、国会議事堂的に)
- 最近の法案可決数やマイナーな法案
- 国会に纏わる事件や珍事件
- お土産紹介
等、を盛り込めばかなり面白い自由研究になります。
旅行記編でのポイントを元に、国会議事堂のネタを更に盛る事です。
事件は珍事件もここで行ったのかーって説明するとより臨場感が湧いてきます。
研究で必要なのでデータなので、自らいく事で様々なデータを取得できますからね!
国会議事堂見学の問合せ先:衆議院事務局警務部係
平日 8:00~1700 TEL:03-3581-5111、3772
土日主 8:30~17:00
参考URL: