死刑執行がすぐ行われないは理由?なぜ絞首刑なのか?

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最近、オウム事件で次々に死刑が執行され死刑制度について議論がありましたが、日本で死刑執行がすぐ行われないは理由?なぜ絞首刑なのか?と言う声が聞こえてきましたので調査してみました。

現在世界には国連に認められている国として193カ国あります。

そのうち死刑が法律上行っている国が60カ国となっています。

全体の約1/3の国が死刑を行っている事になります。

日本もその一つですが、日本の場合には、死刑執行までかなり時間が掛かると言われています。

では、なぜそれほどまで、時間が掛かると言われているのでしょう。

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死刑執行がすぐに行われない理由とは?

日本には、死刑を執行する為の法律が存在しているのをご存じでしょうか?

刑事訴訟法475条1項

死刑執行は法務大臣の命令による

刑事訴訟法475条2項

判決が決定してから6カ月以内に行わなければならない。

法務大臣が命令を出した場合には5日以内に執行を行わなければならない。

となっています。ではなぜここまで明記されているにも関わらず、死刑執行がすぐに行われないのでしょう。

再審請求

死刑囚に裁判をやり直す再審請求を求める事が権利としてみとめられている~です。

先ほどの2項の全文には再審査請求の手続きが終了するまでの期間は6ヶ月の日数に含まないとしているのです。

つまり、この再審請求が行われた場合には、再審査請求の結審が出るまでは、刑の執行は時間的拘束力は停止すると言う事になるのです。

そのため、死刑執行がすぐには行われないと言う事につながるのです。

共犯者の裁判が終了するまで

死刑判決を受けた死刑囚に共犯者がいた場合には、共犯者の刑が確定するまでは、死刑が行われない事も、刑事訴訟法475条2項に明記されています。

これは、死刑囚・共犯者の証言の食い違いがある場合などによるためです。

死刑が執行されてしまった場合には、共犯者は反論すべき人がいなくなれば、その死刑囚に罪を被せる証言をすることが可能になるためです。

法務大臣が死刑執行命令書にハンコを押さない

法務大臣も人間と言う事ですから、死刑執行命令書が自分のデスクに置かれた時には、かなり葛藤する事となるようです。

法務大臣の中の思想・信条・宗教観等が入り混じる事になる為に、なかなかハンコを押す事が出来ないのです。

自分のハンコで1人の命が確実にこの世から亡くなる訳ですから、自分が行ったと言う概念に追々悩まされるケースもあるようです。

これ以外にも、冤罪を防ぎたいと言う事が法務省内でも有る為に、証拠資料や事件の検証などを慎重に行っている事も重なってくるので、法務大臣までに書類を揚げるのに相当な日数を要する事もすぐ行われない理由にも揚げられている事があります。

誰もが、基本的には関わりたくはない、案件と言う事なのでしょう。

日本はなぜ絞首刑なのか?

日本の死刑執行で行われるのは、絞首刑です。簡単に言うと首つりです。この方法が採択されている理由として考えられるのは

  • 執行時の費用の安さ
  • 死刑囚の身体的苦痛の少なさ
  • 執行官の心の苦しみの少なさ

等が考えられます。絞首刑は残虐な刑には当たらないとして日本では認められている事になります。

死刑執行に携わったことのある医師によると、絞首刑は落下直後に死刑囚が意識を失う為に、医学的苦痛は少ないと思われると言う意見書を法務省に提出している事が明らかになっています。

また絞首刑が憲法違反にならないのか?を争った裁判では、国内外で実施された執行方法と比較して絞首刑は苦痛が最も少ないので、残忍な刑には当たらないとしています。

その為、日本では、絞首刑が採用され続けていると言う事です。

但し、執行直後に意識は無くても、息がある場合もあるので、吊るされた状態で10~20分は経過させます。

これは確実に息を引き取らす事を目的としている為で、確実に死刑執行を行うのです。

まとめ

死刑執行がすぐに行われない理由と日本の死刑執行が絞首刑なのか?について紹介してきました。

死刑をどうとらえるかによって意見が分かれる所だと思います。

確かに過去の事件では死刑から逆転無罪が4件もありますから、慎重にならざるおえない状況ではあります。

但し、死刑宣告を受けている方々は確実に、自分が受ける刑以上の残忍な行為を行っていると言う背景があるのは間違いありません。

死刑囚の人権をうたう前に、彼らによって命を奪われてしまった方々の人権や遺族の方々の無念さはどこに訴えればいいのでしょう。

 

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