映画「検察側の罪人」の感想やネタバレ!

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「検察側の罪人」の制作年度

2018年

9月3日に映画館で視聴

「検察側の罪人」のあらすじ

映画の冒頭は、研修中の若手の検事沖野たちに、最後の講義を最上が担当しているところからはじまりました。

最上毅は東京地検刑事部の本部係に就く有能な人でした。

沖野も最上と同様に、正義感の強く物怖じしないため有能でありました。

そんな2人が対立するきっかけとなった事件がおこります。

それが大田区の老夫婦刺殺事件です。

「最上の様な刑事になりたい」と願っていた沖野。

最上の下に配属され、最上の力になりたいと意気込みます。

しかし、23年前、最上が妹のように可愛がっていた由季が殺された強姦・殺人事件の容疑者・松倉が、老夫婦刺殺事件の容疑者として浮上します。

ここから最上は、執拗に松倉を追い込もうとします。

しかし最上のやり方に、沖野はだんだんと疑念を募らせます。

最上の「正義」と沖野の「正義」。

2つの「正義」がぶつかり合い、「正義とはなにか」と考えさせられる映画です。

「検察側の罪人」で印象に残ったシーン

原作と映画の内容が、ほとんど違っていたところが見所です。

原作は原作で楽しめて、映画は映画で楽しめました。

吉高由里子が演じる橘沙穂は、原作では泣くシーンは一切出てこないんです。

なので、とても気の強いイメージだったんですが、映画ではちゃんと気の強いイメージを残しつつ、か弱さも合わさっていて良かったです。

また、二宮和也が演じる沖野啓一郎が、松倉の取り調べを行なっているシーン。

凄く衝撃を受けました。

息の仕方を忘れるくらい、切羽詰まった緊迫感があり、迫力がありました。

アドリブで「そこら辺で首吊って死んでくれるか」と二宮が言っていましたが、「何も考えずに(アドリブが)出てきた」と仰っていて、役柄が憑依したみたいに素晴らしい演技力でした。

また、橘沙と沖野のラブシーンがあったのですが、原作は濃い内容であったのにも関わらず、映画はそういった描写も少なくなっていました。

少し不自然さを感じるシーンだなと個人的には思いました。

「検察側の罪人」の全体の感想

木村拓哉と二宮和也をあの巨大なスクリーンで観られることは、もう今後無いと思います。

それを感じさせるくらい、豪華なキャストが揃っています。

キャスト一人一人が役にピッタリと当てはまっていて、観ていても違和感を感じることはありません。

また、「あと少しで映画が終わってしまうな」と感じることがある時がたまにあります。

ですが、この映画はそういった「そろそろ終盤を迎えそう」という感じが全く伝わってもきませんし、そういった感じもありません。

エンドロールに差し掛かったら「え、もう終わり?」と感じた人も多いのではないかと思います。

この映画の終わり方は、そんな終わり方を迎えています。

ですから、この結末には賛否両論があると思います。

必ず2つに意見が分かれます。「良い」か「悪い」か。

またこの映画の主題でもあります「正義」。

皆さんが感じたままの正義が一体なんだったのだろうと感じ、また考えさせられるきっかけになったのではないかなと思います。

2つの正義に白黒つけることは難しいと感じました。

またそう感じた人も多くいたのではないかと思いました。

素敵な映画です。

「検察側の罪人」で気になったところ、もやもやしたところ等

橘沙と沖野のラブシーンが気になりました。

原作では、もう少し丁寧に濃い内容に書かれていました。

ですが、映画は少し雑に描かれているような感じが伝わってきました。

また、この映画の終わり方は、原作と違い、「何一つ解決しないまま」結末を迎えていて、もやもやが残りました。

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