映画「響 -HIBIKI-」の感想やネタバレ!

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「響 -HIBIKI-」の制作年度

2018年

9月11日に映画館で視聴

「響 -HIBIKI-」のあらすじ

月に30冊ほど読破する程読書が好きな女子高生、鮎喰響。

そんな彼女が初めて書いた小説「お伽の庭」をある出版社の新人賞に応募するところから映画は始まります。

鮎喰響は文才があり、応募要項を完全無視し、廃棄されるはずだった彼女の作品は北川景子演じる、花井ふみに拾われます。

名前も連絡先も一切書かれていないその小説の才能をたしかに感じた花井は、筆者からの連絡をひたすら待つのです。

一方、響は高校で文芸部に入部しますが、文芸部をたまり場としていた不良の指を折ったり、先輩が「おもしろい本の棚」と「おもしろくない本の棚」の分類に納得できず、本棚を倒したりと少し性格に難がある少女でした。

「響 -HIBIKI-」で印象に残ったシーン

欅坂46の平手友梨奈が主演でした。

何気なく応募した試写会が当たったので見に行ったのですが、ちっともファンでもないし、原作である漫画も聞いたこともなければ見たこともありませんでした。

ファンの方々には怒られそうなのですが、主人公鮎喰響にわたしは全く魅力を感じませんでした。

彼女の文才や、授業中に窓から見える風景から短編小説を書いたりする感性の高さはたしかに小説家としては素晴らしいのかもしれません。

ですが、わたしは猪突猛進といえば聞こえはいいのですが、他人を一切気にしない自己中心的すぎる性格がどうしても好きになれませんでした。

彼女の作品は新人賞を受賞し、受賞式に呼ばれます。

その新人賞は今回は響と、もう1人田中も受賞でした。

彼も彼で性格に難があるのですが、そんな彼に響の見た目だけで本を読まずとも話題性だけで受賞したと貶されてしまいます。

それに対して響は怒り、新人賞の受賞式中にパイプイスで田中の頭を殴るのでした。

また、父がベストセラー作家で、自身も小説家を志望する文芸部の先輩、祖父江凛夏と友人になります。

響も凛夏も才能があり、小説家デビューをするのですが、友人の書いた小説を本人に直接「つまらなかった」と伝え、傷つけます。

結果として彼女からは芥川賞と直木賞のノミネート作品が公になるまで絶交を言われます。

などと、彼女の言動すべてにわたしは嫌悪感を抱きました。

最初から最後までちっとも共感できませんでした。

「響 -HIBIKI-」の全体の感想

主人公はあくまでも鮎喰響なのですが、文芸部の先輩であり、ベストセラー作家を父にもつ祖父江凛夏、芥川賞に三度ノミネートされるも三度逃し続け、芥川賞に執着する作家山本春平、この小説家三人が主人公のように感じました。

父親が偉大であることをコンプレックスに抱いている凛夏は、あまり周りに自分の本心を見せず、他人との揉め事を起こさないようにしています。

協調性が強く、響とは明確に対照的でした。

自分が正しいと思ったことは絶対に曲げず、どんなに倫理的に外れていても実行してしまう響と、初めてそんな人間を目の当たりにする凛夏。

響の性格や文才に凛夏はひそかに憧れ、そして嫉妬してしまいます。

どちらかというと響よりも凛夏のほうに感情がいきました。

また、小栗旬演じる山本。彼は努力の人なのでしょうね。

才能に溢れ、新人賞で直木賞、芥川賞にWノミネートされてしまう響と、三度ノミネートされるも三度とも受賞を逃し、両親にも受賞する自身の姿を見せられなかった山本も対照的でした。

山本の執筆場面はさすが小栗旬といったところで、平手友梨奈やアヤカ・ウィルソンなどなどが演じている他の場面とはまるで違う映画のようでした。

「響 -HIBIKI-」で気になったところ、もやもやしたところ等

やはり主人公の鮎喰響の人となりが全く好きになれなかったのが、この作品では痛かったです。

序盤からずっとこのキャラは何かしらの病気にかかっているのではないかと思ってしまいました。

ただ、鮎喰響が新人賞の後、人前で暴行され、おもしろくなくて受賞式から帰った田中をひっそりと追いかけ、駅のホームで彼の真後ろにピタリと立ち、「誰が先に帰っていいと言った?」と言ったところはゾクリとしました。

その点ではいい意味でハマリ役だったと思います。

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