映画「美女と野獣」(吹き替え)の感想やネタバレ!

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「美女と野獣」の制作年度

2014年度

「美女と野獣」のあらすじ

フランス版のちょっと大人でダーティな「美女と野獣」の映画になります。

父親や家族のために、顔も名前も知らない男の花嫁になることを決めた主人公ベルは、薔薇と茨に囲まれた古城に向かいます。

そこで待っていた夫はなんと醜い「野獣」でした。

「美女と野獣」で印象に残ったシーン

野獣のビジュアルは、じっとみてみると不安を感じるような「奇妙さ」でした。

動きは獣そのもので躍動感すらあります。

性格は、傲慢で乱暴で、不躾に「愛してくれないか」と懇願する典型的な嫌な男。

こんな二言目には、「愛してくれたか?」とか言っちゃう自分勝手な男のどこをどう惚れれば良いの?とすら感じる野獣の仕上がりっぷりでした。

しかし、野獣が時折見せる寂しげで悲しげな表情に、お人よしのベルは次第に惹かれていったようです。

私がオススメするベストシーンは、「氷の張った湖の上でのキス」です。

野獣とベルがみつめあってキスしそうになるのですが、寸止めとは言え、とても幻想的で艶やかなシーンでした。

二人の心が近づきあっているのを感じさせもします。

キスが失敗する理由は、ベルが寸前で湖に落ちてしまったからです。

それもまた、「恋に溺れた」隠喩のようで、フランス流の愛情表現を感じました。

もちろん、その後からベルと野獣の距離が急に近くなるのを考えても、氷の上のキス未遂は本作においてとても重要シーンでしょう。

野獣の過去も、ディズニー版しか知らない私には新鮮でした。

野獣に呪いをかける際、山の神が「人間の女に愛されれば元の姿に戻してやろう。だが、お前を愛する者などいるものか!」と言い放つのですが、本作のダーティらしさが充分にじみ出てた台詞となっており、とても印象深かったです。

結末もとても意外なものですが、視聴後はとてもすっきりできる素晴らしい結びでした。

「美女と野獣」で気になったところ、もやもやしたところ等

氷の上のキスも素敵でしたが、ダンスシーンもとても良かったです。

荒廃して枯れ葉がつもる寂しいダンスホールで踊る二人でしたが、徐々に魔法か何かで周囲が色づき始め、過去の亡霊が祝福するかの様に絢爛な舞台になるといった美しいシーンなのです。

ですが、幻想的な周囲とは異なり、当の二人の顔は冴えないし重い。

このシーンでは二人の心がすれ違っているからです。

全く幸福そうではないダンスが、逆に良かったです。

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