立皇嗣の礼の意味や由来は?新元号との関係を調査!

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10月12日の時事通信から以下のようなニュースが配信されました。

政府は12日午前の閣議で、天皇陛下の退位と皇太子さまの即位に伴う一連の儀式を統括する式典委員会を内閣に設置することを決めた。

直ちに初会合が開かれ、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣」となったことを広く国民に示す儀式「立皇嗣の礼」を2020年4月19日に行うことを決定した。

皇位継承順位はどうやって決まるの?「皇嗣」って何?「立皇嗣の礼」って何?

現在の「平成」という元号が新しく変わるようだけど、そもそも元号って何?なぜ変わるの?

そんな疑問を持った人も多いのではないでしょうか?

これらの疑問についてわかりやすく説明します。

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「立皇嗣の礼」って何?

今までの説明の中で「皇嗣」という言葉は一度も出てこなかったけど、これは何?初めて聞く言葉だと思っている人…いるのではないでしょうか?私もその一人でした。

「皇嗣」とは、皇位継承者順位が1位の人物の事を言います。

現在は、皇太子さまが「皇嗣」に当たりますが、天皇が退位されると皇位継承順位に従い、皇太子さまが皇位を継承されます。

2019年5月1日に即位され、そのことを公に示すために10月22日に「即位の礼」と呼ばれる儀礼が執り行われることになっています。

これらの日は国民の祝日にすると発表されました。

その時点で「皇嗣」は次の皇位継承者の秋篠宮さまになります。

皇位を継ぐものである「皇嗣」になることを正式に公に示される儀式の事を「立皇嗣の礼」と言い、秋篠宮さまの皇位継承順位を第2位から第1位にするための儀式として設けられました。

2020年4月19日に執り行われる予定ですが、それ以外の具体的なことはまだ決まっていないようです。

皇位継承とは?皇位継承順位とは?

皇位継承(こういけいしょう)とは、皇位(天皇の位)を皇太子もしくは皇位継承者に譲ることです。

皇位継承の資格

皇位は、皇統に属する男系の男子たる皇族が、これを継承する(憲法第2条、皇室典範(

憲法に基づき決められた皇室に関する法律)第1・2条)・・・以下の表参照

皇位継承の順位

天皇との続柄 親王・王 内親王・女王
皇長子 ①   皇太子徳仁親王
皇長孫 愛子内親王
その他皇長子の子孫
皇次子とその子孫 ②   秋篠宮文仁親王

③   悠仁親王

眞子内親王

佳子内親王

その他皇子孫
皇兄弟とその子孫 ④   常陸宮正仁親王
皇伯叔父とその子孫 彬子女王

瑤子女王

承子女王

絢子女王(10月29日に結婚)

以上の皇族がないときは、それ以上で最近親の系統の皇族に伝える(皇室典範第2条)

即位

天皇が崩じたときは、皇嗣が直ちに即位する(皇室典範第4条)

皇室典範では、皇位の継承は天皇の崩御に限られているとされているが、2016年に天皇陛下(第125代・明仁)が退位の意向を示されたことを受け、「政府は2017年12月8日の閣議で、天皇陛下が退位される日を2019年4月30日とする政令を決定した」と発表されました。

これに伴い、皇太子さまが翌5月1日に新天皇に即位されます。

天皇の退位は江戸時代の1817年の光格天皇以来、約200年ぶりのことで、現行憲法下では初めてとなるようです。

新元号になるのはいつからなの?いつ発表されるの?

現在の皇太子さまが天皇に即位される2019年5月1日から新元号となります。

その名称の発表は、即位される日の1ヶ月前の4月1日を想定して準備を進めると政府からの発表がありました。

元号とは、特定の年代に付けられる称号のことで「年号」と呼ばれることもあります。

日本では645年の「大化」がはじめとされています。

日本史で習った「大化の改新」の「大化」ですよ。

かなり昔から元号ってあるんですね。

古くは天災・事変・祥瑞・即位などによって改められましたが、明治以後一世一元とされていました。

元号は、1979年(昭和54年)に公布・即日施行された元号法で定められています。

・第1項:元号は政令で定められる

・第2項:元号は皇位の継承があった場合に限り改める

上記のようなことから、もう少しわかりやすく説明すると…

天皇陛下1人につき1つの元号が割り当てられるような感じで、元号の変更は政治家が話し合って「ここで終わらせよう」と決めるのではなく、天皇が変わるから元号も変わるってことです。

その昔、何かの災害が起こったり、疫病が流行るごとに元号を変えていたとされることから「ゲン担ぎの意味」もあるのではないでしょうか。

新元号はどのように決まるの?

基本的には政府が密かに何人かの学者に案を提出してもらい、有識者による「元号に関する懇談会」で提案され、ここで支持された案が内閣の全閣僚会議で決定するということになるようです。

元号に関しては、「元号選定手続きについて」という文書によって規定されています。

その中で、新元号の条件として以下のことが挙げられています。

・国民の理想としてふさわしいような意味を持つものであること

・漢字2字であること

・書きやすいこと

・読みやすいこと

・これまでに元号またはおくり名として用いられたものでないこと

・俗用されているものでないこと

また、いろんな文書などに元号のアルファベットの頭文字が略号として使われているので、混同を避けるために、明治のM、大正のT、昭和のS、平成のH、この4文字以外のアルファベットを頭文字にした元号になるでしょうね。

まとめ

「昭和」と呼ばれたのは、昭和天皇が崩御された昭和64年(1989年)1月7日まででした。

翌日の1月8日から「平成」の時代が始まりました。

新元号になることが新しい時代の幕開けだと言われる方が何人かおられます。

たしかに、自分自身の中で何か新しいことを始めてみようと考えることもいいかもしれませんね。

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