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映画「アントマン」(字幕)の感想やネタバレ!

「アントマン」で印象に残ったシーン

せっかく見つけたアイスクリーム店でのアルバイトを主人公があっさりと馘になってしまう序盤のシーンには、前科者に対してやたらと冷たい今の時代の閉塞感が伝わってきます。

罪を憎むことばかりではなく、許す寛容性の大切さについても考えさせられました。

特殊なスーツを身に纏った途端に、身長1.5センチメートルのヒーローへと変身する様子が痛快です。

自分の身体の何百倍も大きな相手に恐れを知らずに立ち向かっていく奮闘ぶりと、時には予想外のハプニングへと巻き込まれていく姿もユーモアセンスたっぷりとしていました。

人間の価値観によって「害虫」の烙印を押された、ヒアリやシロアリを始めとする蟻たちと、力を合わせて繰り広げるバトルシーンが印象深かったです。

一見するとグロテスクな外見に込められている不思議な可愛らしさと、自然界や生態系の視点から見ると優秀な建築家である意外な一面には驚かされました。

機関車トーマスのおもちゃの線路沿いを舞台にした、クライマックスでの決戦が迫力満点です。

「アントマン」の全体の感想

2015年の9月15日に劇場公開されたペイトン・リード監督によるヒーローエンターテインメントになっています。

元になっているのは数多くのアメコミ人気キャラクターを生み出してきたスタン・リーとジャック・カービーによるマーベルコミックになり、最先端の技術を駆使したビジュアルエフェクトによって映像化されていました。

「マーベル・シネマティック・ユニバース」のシリーズ第12弾に当たり、第2シーズンを締めくくるのにふさわしい大作です。

バツイチな上に無職でしかも刑務所帰りのあまりにも情けない主人公のスコット・ラングには、ポール・ラッドのイメージがぴったりとはまっていました。

スコットの秘められた才能を徐々に解放して導いていく高名な科学者ハンク・ピムを演じている、マイケル・ダグラスの老いてなお矍鑠とした佇まいと精悍な表情も味わい深かったです。

社会的な地位も年齢もバラバラなふたりの間に芽生え始めていく友情や敵対を超越した奇妙な関係性には、名作経済映画「ウォール街」での大物投資家と野心溢れる若き証券マンの姿を彷彿とさせるものがありました。

「アントマン」で気になったところ、もやもやしたところ等

1度は監督に内定していたエドガー・ライトが降板したいわくつきの作品になり、「イエスマン “YES”は人生のパスワード」などのコメディ映画の名手が急遽大抜擢されてメガホンを取っています。

ストーリーばかりではなく、舞台裏にも様々な人間模様が隠されていることに想いを巡らせてしまいました。

ふたりのアントマンの命運を紙一重で分けた、ヒーローとしての信条と他者への思いやりを垣間見ることが出来ました。

1度は娘の信頼を失ってしまった主人公が、如何にして父親として成長し信頼を取り戻していくのかに引き込まれていきました。

家族との関係性にも自分自身の人生からも目を背けていた主人公が、初めて愛する娘のために決意する瞬間には胸を打たれます。

小さなお子様連れのお父さんお母さんには、是非とも鑑賞して頂きたい作品になっています。

シリーズ最新作「アントマン&ワスプ」へのさり気なく散りばめられた伏線も隠されていて、おさらいにピッタリ合った1本です。