大統領に立候補する

最後に、アメリカの大統領の候補者になるには、どのような条件があるのか確認しておきましょう。
アメリカ国籍
アメリカで生まれれば、誰でもアメリカ国籍をもらえます。
または、両親のどちらかがアメリカ国籍であれば、子どもはアメリカ以外のどこで生まれてもアメリカ国籍を得られます。
私の高校時代の友人にも、父親の仕事で両親がアメリカ滞在中に生まれたため、両親ともに日本人でありながらアメリカ国籍も持っている友人がいました。
日本では、日本で生まれた外国人の子どもに日本国籍を与えることはありません。
35歳以上かつ14年以上アメリカ在留
本当にアメリカ国民としてアメリカの国益を考える人のみが大統領になるよう、14年という在留期間が定められています。
前述のように、比較的誰でも簡単にアメリカ国籍を取得できますので、他の国の人が、他の国の利益のためにアメリカ大統領になって政治を行うのを防いでいます。
連続して10年以上、大統領の職にいないもの
原則として3選は禁止です。
引き継ぎ期間を考慮して10年という数字になっています。
そのほか、法律で定められているわけではありませんが、共和党か民主党のどちらかに所属している必要があります。
これは、アメリカは共和党と民主党の二大政党制ですので、そのどちらかに所属していないと当選に必要な票数を集めることは不可能と言えるからです。
まとめ

破天荒なトランプ大統領の場合、議会との対立で思うような政権運営ができなくなってしまえば、任期途中でも構わず辞任しかねないとされています。
また、下院の民主党がトランプ大統領に対して弾劾手続きを開始する予定になっています。
弾劾の理由は、多岐にわたっています。
例えば、大統領選挙に勝つためにトランプ陣営とロシア政府とが共謀した疑いや、司法省・FBI・その他の調査を妨げるためにFBI 長官を罷免したことなどが司法妨害にあたる、大統領の公的地位を利用してトランプ一族が利益を享受し続けている「利益相反」などが問題になっています。
トランプ大統領がまずは1期目の任期を全うできるのでしょうか。
国民の信任投票の性格も持つ今年の中間選挙の行方に全世界の注目が集まっています。