過去最長の大統領
まだアメリカ大統領の任期について法律がなかった頃、フランクリン・ルーズベルト大統領はなんと4期もの長い間、アメリカ大統領を務めています。
フランクリン・ルーズベルト大統領は任期途中に急病で亡くなったので、急病にならなければもっと長く大統領を務めていた可能性もあります。
過去最短の大統領
逆に、過去に任期途中でやめた人はいたのでしょうか。
たった一人だけ、ニクソン大統領が任期途中に自らの意思で辞任しています。
大統領権限を濫用して司法を妨害したと非難されていたニクソン大統領は、議会の判断を待たずに、自ら任期中に辞任しました。
合衆国憲法に基づいて、大統領が辞任した場合は、副大統領が大統領に昇格します。
ニクソン大統領の跡を引き継いだのは、前任者のアグニュー副大統領も辞任したために昇格したフォード副大統領です。
ジョンソン大統領とクリントン大統領の二人は、在任中に弾劾裁判にかけられました。
しかし、これは個人の汚職というよりも与野党の政治的駆け引きの側面が強く、最終的に任期を全うしました。
また、大統領を退任したわけではありませんが、一時的に大統領を交代した例があります。
現職のアメリカ大統領が、何らかの事情で指揮をとれなくなった際は、副大統領が一時的に大統領権限を移譲されます。
レーガン大統領時代には、手術のため、ブッシュ副大統領が約8時間臨時で大統領を務めたとされています。
その他、アメリカの大統領は過去に、リンカーン大統領、ガーフィールド大統領、マッキンリー大統領、ケネディ大統領の4人が在任中に暗殺されていて、いずれも副大統領が大統領に昇格しています。