ブラスチックが環境に与える悪影響と理由は
現在、自分たちの生活の中でどれだけプラスチックが使われているでしょうか?パッと自分の周りを見回しただけでもプラスチック製がたくさんある事に気が付きますよね。
それだけ、プラスチックは生活にとって欠かせない物になっているのです。多くのメリットがあるプラスチックですが、デメリットも多いのもプラスチックなのです。
安全性
プラスチックを製造する段階で、十分な安全対策が取られていないと人体に有害な物質が溶け出す恐れがあります。
異なった使用法や条件を超える環境で使用するなどした場合に有害な物質が発生する可能性があります。
環境問題
プラスチックは石油から出来ているために、自然界では分解するバクテリアが存在していません。
木や鉄などは腐ったりサビたりして土に返ることができますが、プラスチックは地中に埋めても分解される事なくそのままの形で維持されることになります。
また使用方法が違う為に土に埋めた物からは有害な物質が溶け出す可能性があります。
ゴミ問題
プラスチックは石油から出来ているので、燃やすとダイオキシン等の環境ホルモンを出します。
また地中に埋めてもノニルフェノール等の有害物質が溶け出して地下水から川を流れて海に達して海を汚染していくことになります。
漂流ごみ問題
現在世界の海では約800万トンと言われるほどのプラスチックごみが漂流していると推定されています。
その漂着ごみが海流に乗っていろいろな国々の海岸に打ち上げられたりしています。
原型を留めているものから、波や紫外線によって細かく砕かれたマイクロプラスチック(5mm以下のもの)が漂着します。
また漂流しているマイクロプラスチックをプランクトンと間違えた魚が食べたり、それをエサとする大型魚や海鳥が捕食します。
海鳥の90%には体内にマイクロプラスチックが溜まっていると考えられています。
魚の場合にもマイクロプラスチックが検出されるケースも多く、イルカやクジラからも見つかっています。これを人間が最終的に食べる事になるのです。
プラスチックは便利な反面これだけの悪影響を自然界にもたらしているという事になります。
海はプラスチックからでる有害物質で汚染され始めているという事です。
リサイクルはどの程度進んでいるのか?
家庭で出すごみを分別して出している市区町村が多くなってきては、いますが、まだ全部ではありません。
現在、各行政組織では、3R又は4Rの運動を随時目標として活動しています。
1.REFUSE:必要な物以外は受け取らない。レジ袋を止めてマイバックを持参する等の活動です。これによって、プラスチック製品の製造を少なくする事を目標としています
2.REDUSE:ゴミの発生を抑制することで、ゴミの量を減らす。使い捨ての物を買わずに詰め替えができる様な商品に切り替える等がこれに当たります。プラスチックゴミを減らす事になります。
3.REUSE:PETボトルを回収して、瓶のように洗浄して繰り返し使用すること等です。
4RECYCLE:現実的には一番これが多く利用されている状況になります。破棄された物の中から有用な物だけを取り除き、物理的・化学的処理を行って別の製品にしていく事です。
RECYCLEショップは、本来では、REUSEに当たります。リサイクル法が可決されてからはPETボトルの回収率は約80%が回収されています。
実際のプラスチックの排出量とリサイクル量では、現在は約20%を推移し続けており、状況的にはリサイクル率は低い状態になっています。
リサイクルする製品がある程度決まってしまっている為に、再製品化がおもったように進んでいない事と再製品化した商品の製造コストが高い事がネックになって、リサイクル率が頭打ちと言う形になっているのです。
リサイクル率を上げるには、コストダウンは当然ですが、再製品化の製品を現状より多くの種類に増やす必要性が、今後の課題と言えるでしょう。