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アメリカの中間選挙と予備選挙の違いをわかりやすく解説!

中間選挙ってなんのこと?

一方、中間選挙は誰を選ぶものなのでしょうか?

中間選挙について理解するためには、「連邦議会」についてもう少し触れておく必要があります。

初めて大統領選挙が行われた1789年2月の翌月には、日本の「国会」に当たる「アメリカ合衆国議会(以下、連邦議会とする)」の第1議会が開かれました。

古い歴史があるんですね!

この「連邦議会」は、日本でいう「国会」に当たるもので、上院と下院からできています。

上院と下院の数字的な違いは以下の通りです。

日本なら 議席数 任期 選挙のタイミング
上院 参議院 100名

(各州2名×50州)

6年 2年に1回、3分の1(33名か34名)ずつ改選
下院 衆議院 435名

(各州の人口比率に応じて選出)

2年 2年に1回、全員改選

この表からわかるように、連邦議会の「上院3分の1と下院全員を決める選挙」は、きっちり2年おきに開催されることになります。

実は、この2年おきの連邦議会選挙のうち、4年おきの大統領選とかぶらない年の選挙のことを「中間選挙」と呼んでいるのです。

前大統領選と次期大統領選の真ん中の時期に行われるから「中間」選挙、なんですね。

ちなみに、中間選挙には、上記の連邦議会選挙の他にも州知事選や各自治体の公職選も含まれており、大統領選の予備選のような間接選挙ではなく、国民が議員を選ぶ直接選挙になります。

予備選挙とは全く性質が異なる選挙というわけです。

中間選挙は、大統領が選ばれて2年経った頃に行われるため、現大統領の評価が色濃く反映されます。

2009年黒人として初めて大統領に選ばれたオバマ大統領の例を見てみましょう。

オバマさんは民主党だったので、2009年の大統領選と同年に行われた連邦議会選挙では上院下院とも民主党が過半数を占めていました。

しかし、2年後(2011年)に行われた中間選挙においては、上院で民主党と共和党の議席数差が16議席から6議席に縮まり、下院では共和党が民主党をひっくり返して過半数を占めてしまったため「ねじれ連邦議会」が発生してしまいました。

このように、中間選挙では、大統領への不信感や野党の追い上げにより多数党が逆転することもあるようです。

つまり、中間選挙は「大統領の信任投票」とも言えます。

まとめ

予備選挙と中間選挙の違いについてご理解いただけたでしょうか。

予備選挙と中間選挙をざっくり説明すると、以下のようになります。

・予備選挙とは:大統領選の序盤に行われる選挙で、各党の候補者を一人に絞るための選挙方法の1つ。
・中間選挙とは:大統領選の2年後に行われる選挙で、連邦議会議員や州知事を選ぶための選挙。議会内での各党の勢力図がそのまま現大統領の評価につながる。

2018年夏現在、トランプ大統領の暴走ぶりは日々ニュースになっているので、秋の中間選挙の結果が非常に気になるところです。

トランプ大統領は国民の支持を得られるのでしょうか?

中間選挙の結果に注目です!

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