ドナルドトランプ大統領が掲げている「アメリカファースト」
戦後長い間にわたり、世界のリーダー的存在だったアメリカ。
歴代のアメリカ大統領の多くは、アメリカを世界のリーダーとして捉え、主導権を握り、国際社会の中で協力体制やルールを築いてきました。
そのことで、アメリカの国益に繋げようと考えてきたのです。
それに対しトランプ大統領は、アメリカが世界のリーダーとしての役割を担うのではなく、「アメリカさえ得をすれば良い」という考え方の持ち主です。
今まで、アメリカが築き上げてきた世界の協力体制をも破壊するような「アメリカ最優先主義」つまり「アメリカファースト」を主張しているわけです。
今回は、そのドナルドトランプの「アメリカファースト」的な考えを貿易の面から見ていきましょう。
2018年のトランプ大統領の貿易政策、および、その政策が日本に及ぼす影響についてお話していきます。