どちらが勝つと堺は良くなる?
さて、ここまで2人の一騎打ちの様相についてまとめてきましたが、どちらが勝つと堺はより良くなるのでしょうか。
ここまで読んで、「都構想の件を抜きにしたらどっちもどっちやん」と思われた方もいるかもしれませんね。
マニフェストがよく似ているし、永藤さんは「都構想は争点にはしない」と言ってはいますが、竹山さんが反対を前面に打ち出している以上、注目せざるを得ません。
そうなると一応、大阪都構想について少し述べておきます。
大阪都構想とは、『1.大阪市(または大阪市・堺市)を廃止し、2.複数の「特別区」に分割すると同時に、3.それまで大阪市(または大阪市・堺市)が所持していた種々の財源・行政権を大阪府に譲渡し、4.残された財源・行政権を複数の「行政区」に分割する(ウィキペディアより)』という改革だそうです。
これを踏まえるとやはり一旦は大阪都構想を横に置いておくとしたとしても、いずれは堺市が解体されて私達の税収が大阪府に吸い上げられ、堺市以外のインフラ整備やカジノ構想の財源へあてられてしまうのではないか、という不安はぬぐえません。
せっかく新しい市長が住民サービス向上に取り組もうとしても、都構想の動きによって細やかな住民サービスが行き届かなくなるのでは、と心配になります。
そして、乳幼児二人を育てている私としては都構想の他に押さえて置いてほしい点が1つあります。
それは、永藤さんが主張する幼児教育(4,5歳)の無償化というのは幼稚園のことであって保育園が無料になるわけではないということ。
共働きのお母さんは勘違いしないようご注意ください。
その点、竹山市長のマニフェストの「2人目以降の保育料無償化」というのは保育園も含まれています。
1人目は無料ではないけれど、2人目以降は保育園児であっても無料になるわけです。
まとめ
★大阪維新の会選出の永藤英機さん
8年間の竹山市政を強く批判し、古い行政を一新しようという主張。
「停滞か成長か」。
都構想については保留。
★自民・民主・共が推薦する竹山市長
「都構想反対」
「維新の主張は偽り」
「これまでの実績をアピールしつつさらなる住民サービスの向上、堺の街の発展目指す」
人によってマニフェストの受け取り方は変わってくると思うので、有権者の方には是非両者のマニフェストをよく読んでいただいて、投票して欲しいと思います。
無党派層がどう動くかで、結果はどちらにも転ぶ可能性はあります!
堺市長選は、堺の未来に一言物申すチャンスです!
9月24日はぜひ投票所に行きましょう。
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