アメリカ中間選挙、上院下院ねじれ議会になるとどうなる?過去のねじれも調査!

スポンサーリンク

日本時間の2018年11月6日に、アメリカで中間選挙が行われ、上院では与党である共和党が過半数を越え、下院では野党である民主党が過半数を越えました。

このように上院と下院で過半数を占める政党が違う状態を“ねじれ”という言葉を使用してあらわします。

日本において参議院と衆議院でねじれた時には「ねじれ国会」と呼びますが、アメリカでは「ねじれ議会」と呼ぶようです。

中間選挙によりねじれ議会となってしまったトランプ政権は一体どうなるのか、そして過去のねじれ議会を経験した大統領はどうだったのか調査してみました。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

そもそも上院と下院の違いは何?

上院議員は、各州から2人選出される州の代表ともいえる議員で、州の人口などはまったく考慮されず、全ての州から2人ずつ選ばれます。

そして下院は、小選挙区制がとられており、人口に合わせて議員数が決められます。

下院は日本の衆議院のような解散はなく、2年毎に全議員が改選となります。

上院の任期は6年ですが、下院の選挙のタイミングで、その3分の1が改選になります。

この2年毎の選挙が、大統領選挙の年と、その中間である2年目の年に行われており、今年は大統領選の中間の年にあたっているため、中間選挙がおこなわれたのです。

下院では全議員が2年という早いスパンで選挙になるので、国民の意見がよく反映されると言われています。

今回、野党が議席の過半数を獲得したのは下院です。

アメリカ国民が「Noトランプ」を突き付けた結果だと分析できますね。

上院と下院ではどちらが優勢ということもなく、平等な立法権を持っているので、意見が食い違った場合には、擦り合わせが行われるそうです。

民主党と共和党がどんな風に歩み寄るのか、寄らないのか、気になるところです。

ねじれ議会になると何が問題?過去のねじれ議会はどうなった?

ねじれ議会になった場合、上院と下院の両方を通して法案を決めることが難しくなるのは当然のことなのに、選挙の後、トランプ大統領は、「上院で過半数をとったから良かった♪選挙は大成功!」というような内容のツイートをしています。

Donald J. Trump on Twitter
“Those that worked with me in this incredible Midterm Election, embracing certain policies and principles, did very well. Those that did not, say goodbye! Yeste...

下院だけでなく上院まで議席数を失うよりは良い状況ですが、かなり難しい局面をむかえることに変わりはないのにです。

強がりともとれるツイートですね(笑)。

ちなみに、オバマ大統領の時には、初めての中間選挙で下院にて反対政党が過半数を越えてねじれ議会となってしまい、オバマ大統領の目玉の政策の立案がかないませんでした。

また、クリントン大統領の時には、中間選挙にて上院・下院共に反対政党が過半数を越えてしまい、大統領はかなり厳しい立場に追い込まれていました。

トランプ大統領は、“2年後に迫った大統領選に向けて、国民に良いアピールするためにも、自分の政策を実行したい。でもそれが難しくなってしまった”という状況をどのように打破するのでしょうか。

そこで、考えられるのが大統領令の発令です。

大統領令とは、議会の承認などいらず大統領の一存で発令することができる命令です。

最近では大統領令により、メキシコとの間に壁を作ることやTPPから脱退することを発令しています。

トランプ政権は、これから大統領令を乱発するかもしれませんね。

まとめ

  • ねじれ議会となり、トランプ政権は主要な政法案を通すことが難しくなる
  • トランプ大統領は議会の承認がいらない大統領令を乱発するかも?

気になるのが2年後のトランプ大統領の再選があるのかどうかという点です。

オバマ大統領やクリントン大統領は、中間選挙においてねじれ議会や、それ以上のかなり厳しい状況になりましたが、再選を果たしています。

このことから考えると、トランプ大統領の再選がありそうですね。

多くのアナリストたちも、トランプ大統領は共和党の中では抜群の支持率を誇っているので、再選はありえると予想しているようです。

次の大統領選まであと2年。これからもトランプ大統領から目が離せません!

スポンサーリンク

 

 

 

コメント