誤認逮捕されてしまったらどうなる?

ごく普通に生活していても突然身に覚えのない容疑をかけられて、ある日突然逮捕されてしまう事は日本でも間違いなくあるようでした。
2010年の統計データーでは、1年間に誤認逮捕された件数は300件とも言われていますので、1年間で300人は無実にも関わらず逮捕されてしまっています。
もし誤認逮捕されてしまったらですが、留置場という場所に勾留されて最大で20日間まで警察は取り調べをすることができます。
留置場にいる間は容疑者という扱いなので、仮に取り調べをして犯人だという確証が得られなければ釈放ということになりますが、誤認逮捕した警察官にはあくまで容疑者として取り調べしてるので罰則はないそうです。
警察官が誤認逮捕してしまっても罰則はないため、よくテレビで警察の上層部がコメントで、極めて遺憾です見たいな感じでうやむやになって終わりの印象が強いですね。
つい先日ニュースにもなっていましたが、人気コンサートのチケット転売をめぐる詐欺事件で愛知県の専門学校生の女性が誤認逮捕されましたが、この女性になりすましてツイッター上に書き込みをしていた女子中学生が犯人だったという事件でした。
この時は誤認逮捕された女性は、19日間も留置場に置かれ自由を奪われていますが、誤認逮捕だと判明しても中には本当は犯人ではと一生疑われてしまうリスクはありますよね。
誤認逮捕されたら補償や慰謝料は貰えるのか?社会復帰の方法は?

誤認逮捕されてしまったら補償はきちんとされて、慰謝料のようなお金が支払われるのかですが、誤認逮捕のケースによって支払われる金額には違いがあるようです。
これは日本国憲法にも明記されていて、1日当たりの保証金額は1,000円から12,500円の間で支払われると書かれていますね。
しかし誤認逮捕された全員が補償金を貰えるわけではなく、簡単にいうと裁判所で無罪の判決を受けた場合は補償金が出るが、留置場に置かれて取り調べを受けて無罪が判明して釈放された場合は補償金が出ないこともよくあるようです。
上記に該当しない場合には、被疑者補償規定という制度もあり本来は留置場に置かれた日数分の補償金が支払われますが、十分にこの制度が浸透しているというには程遠いのが実態のようでした。
今回のツイッター上でなりすましで誤認逮捕された専門学校の女性のケースでは、19日間拘束されているので、上限金額の12,500円を貰えたとしてみて、237,500円貰えることになりますが、精神的苦痛を考えると安すぎると言わざるを得ません。
誤認逮捕されてしまった被害者への補償金よりも、誤認逮捕してしまった警察官の方をもっと厳しく処分しない限り、今の警察官が被害者よりも守られている制度では誤認逮捕の数はいつまでも減少しないと思いました。