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参議院比例代表制をわかりやすく解説!メリット、デメリットは何? | ページ 3
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参議院比例代表制をわかりやすく解説!メリット、デメリットは何?

衆議院比例代表制で用いられる「候補者名簿」とは?

「候補者名簿」とは、各政党が「この人イチオシ!是非とも当選させたい!」と思う人から順にリストアップした名簿のことです。

先ほどドント式計算で確定した議席数と、この候補者名簿を照らし合わせ、上位から順番に「当選」することができます。

この名簿の面白いところは、同じ順位の中に何人の候補者を入れてもいいという点です。

また、小選挙区の方で立候補していても、比例の候補者名簿に重複して載ってもかまいません。

こんがらがってきたと思うので、具体例を見てみましょう。

先ほどの例から2議席(👤👤)を獲得した希望の党の「候補者名簿」作ってみると、以下のようになります。小選挙区とも関連してくるので、小選挙区の結果例も合わせて書いています。

『表①』<候補者名簿例(比例代表で2議席獲得した場合)>

届出順位 氏名 選挙の種類(惜敗率※) 当落
1位 小池さん 比例代表オンリー 👤比例で当選
2位 佐藤さん 小選挙区で当選
  高橋さん 小選挙区で落選(惜敗率80%) 👤比例で当選
  山田さん 小選挙区で落選(惜敗率70%) 落選
3位 鈴木さん 小選挙区で当選
4位 渡辺さん 比例代表オンリー 落選

※惜敗率とは、小選挙区制において当選者の得票数に対する落選者の得票数の割合。

『表②』<小選挙区制の結果例>

選挙区 氏名 当落 惜敗率
1区 佐藤さん 当選
2区 鈴木さん 当選
3区 高橋さん 落選 80%
4区 山田さん 落選 70%

解説すると…

小選挙区で当選できた佐藤さんと鈴木さんは問題ないですね。

小池さんはもともと比例代表のみの立候補でしたが、比例の候補者名簿の順位は1位なので余裕で当選です。

問題は、小選挙区で落ちてしまった山田さんと高橋さん。

二人は比例の候補者名簿で同じ順位ですが、この場合は惜敗率の高い方を優先するため高橋さんは当選、山田さんは落選になります。

最後に渡辺さんは元々比例代表のみで立候補者名簿に載っていましたが、残念ながら希望の党は2議席しか獲得できなかったため落選になります。

比例代表のメリット・デメリットは?

上記の『表②』をご覧ください。小選挙区制においては、当選者の得票数の80%を獲得した高橋さんであっても落選してしまいます。

対抗馬の候補者と互角に戦ったとしても、わずか数票の差があれば落選してしまうのが小選挙区制。

つまり、たくさんの人が投票した結果が無駄(死票)になってしまうということです。

その点、比例代表のメリットとしては、応援したい政党に投じた票数がしっかり結果に反映されるので、死票が少なく少数派の意見を汲みやすいことが挙げられます。

反対のデメリットは、現在の政治情勢を見てもそうですが、党が乱立しやすく政治情勢が不安定になりやすいことです。

余談ですが、今回の衆議院選挙では比例代表の投票用紙には政党名以外を書けば無効になりますが、参議院選挙に限っては比例代表の投票用紙に個人名を書いてもOK!

個人名を書いてもその方が所属している政党の票としてカウントされるので、個人と政党を同時に応援できるので一石二鳥です。

まとめ

まもなく公示される衆議院選挙。

毎日情勢が移り変わっており、どの政党を応援したらいいかわからない人も少なくないでしょう。

そういう場合は、「当選したらこんな政策をしますよ~!」という約束がまとめて書かれている「公約」があるので、各党の公約を読んでみましょう。

どれだけ新しい党でも公約があり、イネターネットで簡単に検索することもできますよ。

いろんな公約を読めば、きっと自分が応援したい党が見つかるはずです。

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