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参議院比例代表制をわかりやすく解説!メリット、デメリットは何?

そもそも比例代表制はどういう仕組み?

比例代表制とは、国会の衆議院選挙と参議院選挙にのみ用いられる選挙方法で、小選挙区制とは違って、立候補者の「個人名」ではなく「政党の名前」を書いて投票します。

47都道府県が11ブロックに分けられ、ブロックごとに議員定数が決められています。

その11ブロック全てで投じられた比例票(政党名)のうち、「各党がどれだけ票をゲットできたか」で、「その党の議席数」が決定するのです。

この「各党の議席数」を決める時に使われる計算が、いわゆる「ドント式」計算です。

各党の議席数を決めるドント式計算とは?

具体的な数字を挙げて考えてみましょう。

例えば、四国ブロックの場合、議員定数は6人です。泣いても笑っても6議席しか枠はありません!

仮に、自由民主党・希望の党・立憲民主党・共産党・社民党が以下の票数を得票した場合、各党の得票数を1、2、3・・・と整数で割っていき、いちばん票数の多い政党から6つの議席を割り振って行きます。

<ドント式計算例(議員定数が6の場合)>

(得票数を)

割る数

自由民主党

1200票

希望の党

900票

立憲民主党

660票

共産党

90票

社民党

30票

÷ 1 1200 ① 900 ② 660 ③ 90 30
÷ 2  600 ④ 450 ⑤ 330 45 15
÷ 3  400 ⑥ 300 220 30 10
当選者数 👤👤👤 👤👤 👤 なし なし

計算の結果、自民党は3議席、希望の党は2議席、立憲民主党は1議席、共産党と社民党は議席なし、となります。

しかし、このままだと議席数が確定しただけで誰が当選したのかはわかりませんよね?

そこで用いられるのが、各政党が事前に届け出ていた「候補者名簿」です!