パレスチナ問題の経緯をわかりやすく説明
今回のエルサレムの首都宣言問題を解説するときに、知っておく必要がある事があります。
それは、パレスチナ問題です。
パレスチナ問題って言葉を耳にした事がある人は多いはずです。
では、イスラエル、パレスチナ問題とは、何なのかを説明したいと思います。
イスラエル、パレスチナ問題とは何か?
パレスチナ問題には古い戦争の歴史があり、イスラエルとパレスチナは人種の違いなどから争いあってきた苦い歴史があります。
イスラエルはユダヤ人、パレスチナはパレスチナ人の国とされています。
長らくイスラエルの支配下にあったパレスチナは、1988年に独立宣言して国家としてスタートしました。
日本でいうと北海道が日本国から独立して、北海道単独で行政を担っていくといった感じのイメージですね。
多くの国々からパレスチナは国家として認められる一方で、国家と認めない国々もあるので、暫定国家のような立場ですね。
イスラエルはユダヤ人が多数を占め、パレスチナはアラブ人が多数を占めていますので、宗教も違うため揉めることが多いです。
この地地は過去の世界大戦でイギリスの占領下にありましたが、イギリスが統治できないほど内紛が勃発したため、この地域を分割したことが現在の混乱に繋がっています。
国連はユダヤ人とアラブ人の国家を作るように採択し、ユダヤ人国家のイスラエルが建国されましたが、アラブ系国家は建国されず中東戦争が勃発してしまいました。
パレスチナは独立したと言っても、事実上はイスラエルの占領下にあり、人種の違いもあり今もなお対立しています。
これがイスラエル、パレスチナ問題です。
イスラエルとパレスチナの位置関係は?
パレスチナとイスラエルの位置関係です。地図を見てわかると思いますが、エルサレムが非常に際どい場所にあるのがわかると思います。
パレスチナは、歴史的な経緯がありヨルダン川西岸自治区(大きな方)とガザ地区(小さい方)に分断された形で存在しています。
そして、この境付近では多くの紛争が発生しています。
日本とイスラエルの位置関係

イスラエルとパレスチナとエルサレムの位置関係
