意外と低いサウジアラビア国全体の平均年収!
これだけリッチな王族の年収を知ってしまうと、「サウジアラビア王国の平均年収はさぞかし高いのだろう」と思うかもしれません。
しかし、2017年度版の「世界年収ランキング」のデータを見ても、どうやら上位20位には入っていないようです。
次に、2017年度版の世界月収ランキングのデータを調べると、第4位のアラブ首長国連邦や第16位のイスラエルには遠く及ばず、サウジアラビアは第19位で月収約1,770ドル(日本円にして約20万円)であることがわかりました。
月収から年収を推測すると、ボーナスを含めなければ平均年収は約240万円ほどでしょうか。
同データにおける日本の平均月収約2,400ドル(約27万円)と比べると、裕福というよりつつましい印象を覚えます。
どうしてこのような結果になったかというと、イスラム戒律の厳しいサウジアラビアでは他のイスラム教の国々のように観光業がそこまで発達しておらず、外貨獲得の9割は未だに石油産業に頼っていることが背景にあるようです。
また、石油産業以外の産業が乏しいサウジアラビアでは、国民の7割は公務員であり、その給与は一律月収約25万円(年収に換算すると300万円)と定められていることも影響しているのではないでしょうか。
さらに、いかにオアシス都市が華やかに近代化していても、広大な国土の8割が砂漠であるサウジアラビアでは、遊牧民としてくらしている部族がまだ存在するため、そうした国民の年収も含めると上記のような低い年収になってしまうのでしょう。
まとめ
サウード一家により統治される厳格なイスラム国家サウジアラビアは、世界2位の石油埋蔵量と石油生産量を武器に、不安定な中東地域を安定させる役割を担いながらオアシス都市を中心に急速に発展しています。
こうして得た石油による巨万の富は、王族の給与に反映されているようです。
一方で、まだまだ伝統的なイスラム戒律が色濃く残っており、石油産業以外があまり盛んでないサウジアラビアでは、国民の7割は公務員で、その年収はおよそ300万円しかないそうです。
国土の8割を占める広大な砂漠には遊牧民からなる部族も存在しています。
こうした庶民のくらしと世界の平均月収のデータを照らし合わせた結果、
- 初代国王の子ども、2代目~7代目国王の平均年収は、なんと約3億円!
- しかし、サウジアラビア全体で見ると平均年収は240万~300万程度
- お金持ちなのは王族だけで、国民一人ひとりはそんなにお金持ちでもない
ということがわかりました。