東京国立博物 で館縄文展2018(特別展「縄文-1万年の美の鼓動」(縄文展))が開催されています。
検索していると「縄文展 巡回」と言いうキーワードが良くでてくるのですが、巡回というのがどういう意味なのかわからなかったので調べてみました。
巡回とは?
同一の美術展覧会を、時期をずらして、各地で開催することを言います。
例えば、現在、「生誕100年いわさきちひろ、絵描きです」が東京ステーションギャラリーで、7/14(土)~9/9(日)まで開催されています。
その後、美術館「えき」KYOTOで、11/16(金)~12/25(火)までです。
さらに、福岡アジア美術館(予定)で、2019/4/20(土)~5/26(日)となっています。
このように、内容が同じ展覧会が移動することです。
どちらかといえば、絵画の巡回が多いように感じます。
また、茶道具などは所持している各美術館から借りることによって、テーマを決め展観を巡回していることもあります。
いずれにしても大切な作品を移動させる手段や費用などを考えるだけでも大変な事なのでしょう。
東京は、大きな展覧会が来ないということは、ほとんどないのですが、地方の方々にとっては巡回展があれば、そちらに出かけた方が交通費も安く、同じものを見ることができます。
残念ながら、今回の「2018縄文展」の巡回はありません。
なので、どうしても見たい方は上野の東京国立博物館まで行く必要があります。
以前、巡回の無い別の展覧会に行った時、新幹線の日帰りで観覧しに来たというご年輩の方に会ったことがあります。
その時は、入るまでに1時間半位、中を急かされながら順路に沿って進んでも、さらに途中で止まるような状況でした。
新幹線でわざわざお見えになるほど、ご自分の趣味を大切にする方なのだなぁと感じるとともに、巡回の無い展覧会が良く開催される東京って言うのはやっぱり特別ですね。
TV映像があるこの時代、そんなに時間をかけてまで見に行かなくても、TVで見ることができるじゃないかというのは分かり切っているのですが、自分の目で直接みたいと思う方々が大勢いるんですね。
そんな事はいざしらず、縄文展を検索していると検索キーワードで「縄文展 巡回」というのを、多くみかけましたので巡回を求めている人も多いくらい人気があるのかとびっくりしました。
縄文展なめてました・・・