統一地方選挙、投票を決めるポイントは?
話を戻しまして、次期統一地方選挙で候補者を選ぶポイントについて考えてみましょう。
前回の統一地方選では、地方を活性化させる「地方創生」のあり方が争点として注目されました。
あれから4年弱、地方経済が活性化したかと問われると、私個人としての実感はありませんが、「ふるさと納税」とか「地方を取り上げる番組」なんかは増えたように思います。
では、平成31年(2019年)の統一地方選はどうでしょう。
平成31年は、春に年号が変わることに加えて、夏には定数が6増加して初めての参院選(半数改選)があり、秋にはいよいよ消費税増税(10%)が予定されています。
また、今後は2020年にはオリンピック、2025年には大阪万博なども控えていることなども含めると、今後の地方経済や生活環境を良くしてくれることはもちろん、日本全体を良い方向へ引っ張っていけるリーダーを選びたいものですね。
「何を決め手に選んだらいいかわからない!という人は、ご自身が投票権を持つ地域の候補者たちのSNSをチェックしてみましょう。
スマホからちょっと調べれば、マニフェスト(当選したらこんなことしますよ!という約束)が出てきますので、ぜひ読んでみてください。
例えば、私の住む市では市長選が統一選とずれているため、早々と市長選が行われましたが、私は子育て世代なので、マニフェストで「2人目以降の保育料を(幼稚園、保育園に関係なく)無料にする」と掲げた人に投票しました。
実際、来年度から保育料が無料になる知らせを聞いて、ママ友の間でも喜びの声が聞こえてきています。
次回の統一地方選は、公職選挙法改正により投票年齢が18歳に引き下げられて初の統一選になるため、若い世代に向けた公約を掲げている人もいるでしょう。
地方選ならではの、身近なくらしの課題を解決してくれる人を選ぶのがいちばんだと思います。
まとめ
統一地方選は国会議員選挙に比べると、より身近な地域の課題に取り組んでくれるリーダーを選ぶ選挙です。
特に市町村の議会議員さんたちは、私たちの身近な悩みに対して親身に耳を傾けてくれる、よき相談者でもあります。
選挙結果によっては、日々のくらしが良くもなり、悪くもなるのです。
「どうせ自分が一票を投じたところで何もわからない」と思うのではなく、ぜひ立候補者の主張に触れ、自分の要望をかなえてくれそうな人や地方を活性化させてくれそうな人を決め、投票所へ足を向けてほしいと思います。
