設定温度は何度にすればいいの?
夏場の冷房は28℃設定が良いと言われていましたが、実は、設定温度を28℃にしたのに
理由はなく、ただなんとなく決めたという話が話題になりましたね。
では、暖房の温度設定は何度にすれば節約につながるのでしょうか?考えてみました。
環境省は暖房の設定温度を20℃に推進しています。
室温20℃では寒すぎる気がしますが、極端に薄着をしていない限り、十分暖かく過ごすこと出来る温度です。
設定温度を1℃上げると消費電力も10%上がると言われます。
確かに、石油ストーブを使っていて、設定温度を1・2℃上げると灯油の減りが急に早くなります。
1日では大した金額ではないかもしれませんが、それが1か月・2ヶ月・・・1年と積み重なると大きな金額になってきます。
寒いなと感じたら、暖房器具の温度を上げる前に上着を着るなどして調整しましょう。
暖房器具なにがお得?
エアコン・電気ヒーター・石油ストーブなど暖房器具はいくつかありますが、何を使うのが
お得なんでしょうか?
エアコンはリビングなど部屋全体を暖めたい時に有効ですが、暖まるまでに時間がかかります。
エアコンの1時間あたりの電気代は2.8円から53円になります。
エアコンの機種によっても異なりますが、古い機種のほうが最新機種より電気代がかかるようです。
電気ストーブはすぐに暖かくなりますが、部屋全体までは暖りません。
しかし、目の前にいれば暖かいのでひとりの時や暖めたい場所が決まっている場合に向いています。
電気ストーブの1時間あたりの電気代は9円から27円です。
こたつはすぐに暖かくなります、手や足など体の一部分を暖めるように出来ています。
こたつの1時間あたりの電気代は2.5円から5円になります。
こたつは、部屋全体が暖まらないため、メイン暖房の設定温度を下げて電気代を節約したいときに併用するといいでしょう。
石油ファンヒーター部屋全体が暖まるまでは時間がかかりますが、目の前に入ればすぐに暖かさを感じます。
石油ファンヒーターは点火時に火力によってW数が変わりますが1時間あたりの電気代は2.7円です。
しかし、これに灯油代が加わえると、単純計算で12円から28円なので14.7円から30.7円となります。
まとめ
エアコンなど温度設定の出来る暖房器具は、部屋を設定温度にするまでの間が、一番消費電力が
かかると言われています。
部屋の温度が設定温度になれば、安定運転に切り替わり消費電力も減ります。
つまり、出来るだけ早く設定温度に部屋の温度を上げ、その温度を一定に保つことが出来れば節約できるわけです。
部屋の温度を下げないために、扉を開けっぱなしにしないなど出来ることから気をつけましょう。
また、暖房器具によっても電気代は変わってきます。
暖めたい場所やひとりでいるときなど、状況に応じて暖房器具を使い分けるといいですよ。
温度を設定できる暖房器具を利用する場合、設定温度は20℃が最適と言われています。
1℃設定温度を上げると10%消費電力が上がると言われているので、寒いと感じたら温度を上げる前にもう1枚羽織るようにたり、こたつなど他の暖房器具をうまく利用するようにしましょう。
節約は積み重ねが大切です。
少しずつでも節約して、これからやってくる寒い冬を乗り切りましょう。
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