お風呂や水分補給はどうしているの?

それでは、水アレルギーの患者は、お風呂や水分補給はどうしているのでしょうか?
皮膚に水が触れてはいけないので、当然湯船に浸かることはできませんが、最低限の清潔さを保つためには一生シャワーを浴びないわけにはいきません。
20代前半に発症したイギリス在住のバーバラさん(20代後半)の場合、週に2回だけ、1分間だけシャワーを浴びることで乗り切っているようです。
もちろん、アレルギー症状を抑えるために毎日大量の抗ヒスタミン剤(アレルギー治療薬)を服用し、ショック症状に陥った場合に使う昇圧剤のエピペンも持ち歩いています。
さらに、余分な水分を取ると汗をかく原因になるので、飲み物はお茶や牛乳を2~3口に押さえ、激しい運動や、涙が出そうな感動的な映画も厳禁の生活を送っています。
当然水を使う家事はできないので、家族の支えがないと日常生活もままなりません。
また、12歳で発症したアメリカ在住のアレクサンドラさん(17歳)の場合は、週に3回の同じくごく短時間の冷水シャワーで乗り切っているそうです。
可能な限り水を避ける生活を送るしかなく、身体を動かす場合も常にクーラーで空調管理した状態で行うようにしています。
まとめ
ものすごく稀な水アレルギーですが、広い世界の中で確かに存在しています。
日本でも原因不明の水アレルギーに苦しんでいる人が、今、この瞬間もいるかもしれません。
・皮膚が水に触れると腫れてきて、激痛走り、痒みが起こる。
・汗や涙などでも症状が出る。
・入浴や水泳はショック症状が出て命の危険がある。
こうした症状に思い当たる人は一度、病院に相談していてはいかがでしょう。
また、水アレルギーの患者さんは、日常生活を送ることが困難です。
周囲が理解を深めることで、水を使う家事は分担して引き受けるなどの工夫をすることで、少しでも楽に毎日を過ごせるようになると良いですね。
スポンサーリンク