黒柳徹子さんといえば、83歳になってもとっても元気そうですが、体型の変化などから病気を心配する声も?
幼少期から現在までの変化を追ってみましょう。
幼少期の病気って何?
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徹子さんが執筆した自叙物語「窓ぎわのトットちゃん」を読んだ事はありますか?
この本の中で、トットちゃん(徹子さん)は小学校1年生の時に退学をさせられています。
発達障害を抱えていたために、落ち着きがなく、気が散りやすいのに妙なことに異常な集中力を持ってしまう子供だったそうです。
授業中にチンドン屋さんを呼んでしまったり、同じく授業中に外の鳥に話しかけはじめたりと、発達障害児特有の多動性があったようです。
中でも有名なエピソードがあります。
フタのついた机が気に入ってしまったトットちゃんは、授業中だというにもかかわらず何十回も何百回も机のフタの開け閉めを繰り返しました。
もちろん先生に注意されましたが、トットちゃんはなぜ注意されているか理解できなかったそうです。
普通の学校に馴染めなかったトットちゃんは、母親の勧めでトモエ学園へと転校します。
そこで出会ったのが小林校長でした。
転校の際の面接で、小林校長は4時間にも及ぶトットちゃんの話をひたすら聞き続けたそうです。
小林校長は「君は本当はいい子なんだよ」とトットちゃんに何度も言い続けました。
発達障害によって周囲から敬遠されることの多かったトットちゃんにとって、この言葉は何よりも自分に自信を与えてくれる言葉だったそうです。
あとにも先にも、トットちゃんの話をこんなにちゃんと聞いてくれた大人はいなかったと、徹子さんはこの校長先生のことを今でも自分を救ってくれた存在だと考えているようです。
その後、本の実写化の話が出ましたが、「小林校長を演じられる人はいない」との理由で断っているそうです。
そのぐらい、徹子さんにとって偉大な校長先生だったんだでしょう。
でも、発達障害は、問題ないレベルまで修正できるけれど完全には治らないはず。
いずれにせよ、その後成功しているので問題はないという事でしょうね。