はちみつの種類
栄養価の高いはちみつは、摂取する事で身体に様々なメリットがあります。
ですが、市販されている全てのはちみつに当てはまる事ではなく、健康効果を得るためにはしっかり栄養価のあるはちみつを選ぶ必要があるので、まずはちみつの種類について簡単にまとめますね。
覚えておきたいはちみつの種類とは?
市販されているはちみつは大きく3つに分類されます。
純粋はちみつ
ハチが作ったはちみつに何も混ぜられていないはちみつの事で、濁りや独特な匂いが特徴。
精製はちみつ
はちみつから匂いや色を取り除き加工したもので、加工によって本来の栄養素は壊れてしまうため、糖分としての役割しか果たさない。
加糖はちみつ
はちみつに果糖ブドウ糖液を加えたもので、はちみつ含有量が全体の60%以上のものを指す。
はちみつの健康効果を得るためには【純粋はちみつ】を選択しなければ意味がありませんので、購入する場合は注意して下さいね。また、純粋はちみつと言っても非加熱のものと加熱処理されたものがありますが、非加熱のものを購入しましょう。
では、はちみつの効果について紹介します。
はちみつの効能や効果は?
はちみつの栄養素
はちみつは、約40%がブドウ糖、約50%が果糖からできていて、その他にも多くの栄養素が含まれています。
- 糖・・・グルコース・フルクトース・マルトース
- 有機酸・・・グルコン酸
- 酵素・・・ジアスターゼ ・ホスファターゼ
- ビタミン・・・ビタミンC・ビタミンB1・ビタミン B2・ナイアシン
- ミネラル・・・ナトリウム・リン・鉄・カルシウム・カリウム・マグネシウム・銅・亜鉛・マンガン
- アミノ酸・・・バリン・ロイシン・イソロイシン・アラニン・アルギニン・リジン・アスパラギン酸・グルタミン酸・プロリン・スレオニン・メチオニン・ヒスチジン・フェニルアラニン・チロシン・グリシン・セリン
- ポリフェノール・・・カフェ酸・p-クマル酸・フェルラ酸・ケンフェロール・クリシン・ケルセチン・p-ヒドロキシ安息香酸・バニリン酸・バニリン・シリングアルデヒド・ガランギン
(参照:日本食品標準成分表2015年版(七訂))
はちみつの効能効果や特徴
はちみつのブドウ糖には、エネルギーとして代謝されるのが早いという特長があります。
強力な殺菌効果
はちみつは強力な殺菌作用があります。
はちみつには殺菌作用があるグルコン酸と、強い殺菌力を持つ過酸化水素の元となるグルコースオキシダーゼという酵素が含まれています。
殺菌力の強さの秘密は、高密度の糖分が細菌内部の水分を減少させ細菌の繁殖を抑える力と、成分として含まれるグルコン酸の殺菌消毒作用の為です。
風邪の諸症状の喉の痛みや口内炎など殺菌が有効な状況で摂取すると、このダブルの殺菌効果が発揮されるため一般的に「風邪の時ははちみつ」というイメージが定着しているんですね。
疲労回復効果
はちみつに含まれるは吸収が早いため、エネルギー変換も効率よくされ、はちみつのに含まれる糖分のブドウ糖は単糖類に分類されます。
単糖類はそれ以上分解しなくても消化吸収される糖分なので吸収が早く、エネルギー変換も効率良いです。
そのため、消化管に負担をかけずに摂取後即エネルギーとして消費されます。
体力を消耗しやすい部活動などで、疲労時に素早く体力を回復させる効果があります。
はちみつレモンを差し入れるのは理にかなった差し入れという事になります。
口内炎の治療に効果的
口内炎の治療は、口の中を清潔に保つことが大切ですが、はちみつには強力な殺菌効果があるので、口内炎に塗ると効果的です。
口内炎の原因には主にビタミンB1、ビタミンB2の不足があげられますが、はちみつはビタミンB1、ビタミンB2を豊富に含んでいるので、食べても口内炎の治療に効果があります。
動脈硬化の予防
動脈硬化とは、血の通り道である血管の層が厚くなったり、硬くなったりして血が流れにくくなった状態のことです。
はちみつに含まれるコリンとカリウムの効果で、動脈硬化を防いでくれます。
保湿効果
はちみつ成分が配合された美容アイテムが多く市販されていますが、はちみつそのものを洗顔後に顔に馴染ませてすすぐだけでも、クレンジング効果と保湿効果を得られます。
荒れた唇に塗るのも効果的ですね。
総合栄養食品効果
はちみつの主成分は果糖とブドウ糖ですが、他にも約10種類のビタミン類、27種類のミネラル、22種類のアミノ酸、80種類の酵素、約10種類もの有機酸、ポリフェノールなどが含まれていて、栄養成分数で言うと150種類以上にもなります。
食べるサプリとも言われるほどはちみつは栄養価が高い事がわかりますね。
ダイエット効果
はちみつは甘いのでダイエットに有効なイメージはないという人もいるかも知れませんが、はちみつ大さじ1杯の甘味は砂糖大さじ3杯相当となり、カロリーも砂糖より低いんです。
また、はちみつに含まれるブドウ糖は摂取後すぐに吸収されるのに対して、果糖はゆっくり吸収される性質を持っています。
この差が血糖値の上昇に大きく関わり調整される事で、肝臓が糖分を処理でき、余った糖分が脂肪に変わるのを抑えてくれます。
喉のケア
はちみつには殺菌効果だけでなく保湿効果もあります。
乾燥している時期は喉を痛めやすいので、はちみつを水やお湯に薄めてうがいをしたり、直接、喉にはちみつを付けることで喉の殺菌と保湿効果が得られます。
二日酔いの予防・解消
はちみつに含まれる果糖には、肝臓内のアルコール分解を助け、血中のアルコール濃度を下げる効果があり、はちみつに含まれるコリンやパントテン酸には肝臓を強化する効果があります。
なので、二日酔いの防止や解消にとても効果的なのです。
便秘の改善
便秘になってしまうと、体内に有害物質を貯めこんでしまうので腸内環境には悪循環です。
はちみつは整腸作用もあるので、普段から摂取して腸内環境を整えることで便秘の改善に繋がります。
また、ビフィズス菌を増やす効果もあり、腸内環境が整えられれば肌にも良い効果があります。