計画運休のメリット
東京に住んでいた経験のある私の目からは、運休してよかったのではないかなと感じました。
東日本大震災の際に電車が止まり、歩いて帰宅していた人々のことを思い出したからです。
あの時は、東京は地震がおさまってから、夜中近くに電車が再開したので、帰宅できました。
台風で風が強かったとしたら、歩くのは危険で、帰るのはほとんど不可能です。
電車が途中で止まってしまった時に、中にいる人は外に出ることもできません。
強風が吹いている時に外にいるのは危険です。電車が徐々に運休するということで、仕事を早めに終わらせて帰宅するのは、安全を確保する上で大事なことです。
強風時はやたらと外に出ない方がいいです。会社にそのままいても、家族の事が心配になります。
あとから考えると止めなくてもよかったのではと思うくらい用心をした方がいいです。交通機関に携わっている方々にもご家族がいらっしゃいます。
自然の力を甘く見てはいけません。
JR西日本は数年前から計画運休を実施しています。現在は首都圏より情報提供が上手く伝わっているようですが、やはり最初は判断が難しかったはずです。
JR東日本は今回初めての計画運休でした。情報の流し方にやや遅れがあったことは否めませんが、初回としては、対応自体はよかったのではないかという印象を受けました。
計画運休のデメリット
交通網がストップすると移動手段がなくなり、多くの方々に影響が出ます。
計画運休が適切な判断であったかどうかは、結局台風が通り過ぎたあとにならないと結果は出ません。
進路がそれて被害があまり出ないで終わることも考えられます。
その場合には、当然非難されることがあるでしょう。
しかし、相手は自然なので予測精度が発達している現在でも何が起こるかはわかりません。
直接的な被害はなくても、間接的なことで交通機関が動かない状態になるのは今年の災害の数々を見れば仕方がないことではないでしょうか。
運休情報を出来るだけ早く伝えることと、当日のみならず翌日の対策に対しても情報の発信を早くすることがデメリットの緩衝材になります。
交通機関のみならず、一般企業も共に協力できるような事(時差出勤など)を検討していく必要性があるのではないかと感じました。
今回は、日曜日の計画運休で、翌月曜日のダイヤが東日本ではおおいに乱れて、朝の通勤に影響がありました。この二次的な副産物を出さないようにするのが今後の課題になります。